300万円を失って学んだこと。適当にやっていた自分が気づいた、お金と収入の本質

株式投資での300万円の失敗から学んだこと

株式投資で、約300万円を失いました。

4年かけて、じわじわと。

「絶望した」とか「眠れない夜が続いた」とか、そういう話ではありません。正直な感覚を言うと、「適当にやっていたら、そりゃそうなるよな」という感じでした。

現状把握もろくにやらず、新しい学びも取り入れず、自衛隊の仕事に時間を使い、休日はダラダラしていた。そんな状態で投資がうまくいくはずがない。

ただ、この失敗の時期に、今の自分の土台になっている気づきがありました。

この記事では、300万円を失った経験と、そこから学んだお金と収入の本質を書いています。

肺炎になっていたことに気づかなかった

25歳の3月から4月にかけて、自衛隊の仕事で負荷の大きなものを3つ同時並行でこなしていました。

当時は月400時間を超える労働が続いていました。体調はひどかった。でも、休む選択肢がなかった。というより、休もうという発想がなかった。仕事があるから働く。それだけでした。

4月に定期健康診断があり、5月に自衛隊病院に呼ばれました。

医師にレントゲン写真を2枚見せられました。1枚目が健康診断のとき、2枚目が呼ばれたとき。その2枚を並べながら、医師はこう言いました。

「鈴木さん、1ヶ月前に肺炎でしたよ。もう治ってますけどね」

1日も休まずに、肺炎を治していました。

そのとき思ったのは、「同じことを30代・40代でやるのは嫌だ」ということでした。20代だから体が持った。でも、これを10年・20年続けることはできない。

もちろん、こういったことが自衛隊の仕事でずっと続くわけではありません。ただ、仮に続けることができたとしても、続けたくない。

「転職すれば変わる」は間違いだと気づいた

体を壊しながら働いて、投資でお金を失っていた。この状態を変えたいと思ったとき、最初に浮かんだのは「転職」でした。

でも、少し考えて気づきました。

転職しても、収入の構造は変わらない。

会社が変わっても、「働いた分だけ収入が入り、働かなくなれば収入がゼロになる」という構造は同じです。職場の労働環境は変わるかもしれない。給料が少し上がるかもしれない。でも、「仕事をしないと収入が入ってこない」という状態は何も変わらない。

肺炎になりながら働いた経験が、この構造的な問題を見えやすくしてくれました。体が動かなくなれば収入がゼロになる。それが怖いのではなく、その構造の中にいること自体を変えなければ、何も解決しないと分かった。

転職しても変わらない理由については、こちらで詳しく解説しています。

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300万円の失敗から学んだこと

300万円を失った経験を、今どう見ているかというと、プラスとマイナスの両方があります。

マイナス面

当然ですが、お金が減りました。その分、次の一手を打つための元手が少なくなった。時間的なロスもあります。20代前半の4年間を、ほとんど学びのない投資に使ってしまいました。

プラス面

「適当にやっていたらそうなる」という事実を、身をもって理解できた。現状把握をしない、学びを取り入れない、ただなんとなく動く。これがどういう結果を生むかを、お金という形で経験しました。

それ以上に大きかったのは、「失敗を環境や状況のせいにしなくなった」ことです。

以前は、うまくいかないことがあると「忙しかったから」「タイミングが悪かったから」という方向に意識が向いていました。でも300万円の失敗を振り返ったとき、全部自分が選んでいたことに気づきました。適当にやることを選んでいた。学びを後回しにすることを選んでいた。

環境や状況のせいにすることをやめると、「では自分はどう選ぶか」という発想になります。これが今の自分の土台になっています。

「理解した気になっていた」という失敗

金持ち父さんは22歳のときに読みました。「これだ」と思いました。付箋を貼って、メモもしました。

でも今振り返ると、「理解した気になっていた」だけでした。

資産と負債の違いは分かった。お金に働かせるという発想も分かった。でも、「自分の今の状況でどう動くか」が全く落とし込めていなかった。だから、株式投資を始めるという「行動だけを真似た」状態になっていました。

考え方の土台を作ることと、方法を真似ることは別のことです。方法だけを真似ても、土台がなければうまくいかない。この失敗がそれを教えてくれました。

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失敗は、自分が選んでいる

300万円を失った経験も、肺炎になりながら働いた経験も、今は「必要な経験だった」と思っています。

ただ、同じ失敗を繰り返す必要はありません。

大事なのは、失敗をしたときに「なぜそうなったのか」を自分ごととして考えることです。環境のせい、タイミングのせい、運のせいにしている限り、同じことを繰り返します。

「自分が選んでいる」という自覚が持てると、次の選択が変わります。

これはお金の話だけではありません。どう生きるかという話です。

収入の構造を変えることを決めた人が最初にやることについては、こちらで詳しく解説しています。

▶ 収入の構造を変えると決めた人が、最初の1ヶ月にやること

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まとめ

300万円を失った経験から学んだことを整理します。

  • 適当にやっていれば、適当な結果になる。当たり前のことを身をもって知った
  • 転職しても収入の構造は変わらない。構造そのものを変える必要がある
  • 方法を真似るだけでは変わらない。考え方の土台が先に必要だ
  • 失敗を環境のせいにしなくなると、「自分はどう選ぶか」という発想になる

失敗は避けたいものですが、失敗から何を取り出すかで、その後が変わります。

不労所得を学び始めたきっかけについては、こちらで詳しく解説しています。

▶ 不労所得を学び始めたきっかけ|300万円を失い体を壊した先に気づいたこと

不労所得を学び始めたきっかけ
このサイトを運営している鈴木悠太です。私がなぜ不労所得を学び始めたのか、その経緯をお伝えします。きっかけは、華やかなものではありませんでした。本を読んでも変わらず、お金を失い、体を壊して、ようやく気づいたというのが正直なところです。21歳、…

同じ経験をしている方へ

「やったけど変わらなかった」「失敗した」という経験がある方に伝えたいことがあります。

変わらなかったのは、意志が弱いからでも、センスがないからでもありません。考え方の土台と、それを自分の状況に落とし込む場が、なかっただけです。

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